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ザ・リーダー:伊賀の里モクモク手づくりファーム 松尾尚之社長 借金1億円の危機、起死回生の一手は?

2019年04月20日

伊賀の里モクモク手づくりファームの松尾尚之社長(右)とMBSの高井美紀アナウンサー

 経済界を引っ張る経営者にMBSの高井美紀アナウンサーがインタビューし、その人間像を映し出すドキュメンタリー番組「ザ・リーダー」(MBS、関西ローカル)が21日午前5時15分から放送される。今回は、毎年50万人ほどが訪れるという農業公園の草分け的存在「農業組合法人伊賀の里モクモク手づくりファーム」の松尾尚之社長を紹介する。

 松尾尚之社長は1958年生まれの60歳。「勉強が嫌いで成績も悪く、運動もダメで、楽しみは給食」という子どもだったという。食肉加工を学ぶ専門学校を卒業し、農協に就職した。1987年に伊賀の養豚農家が中心になって始めたハム工房に移り、工房長になったが、ハムやソーセージがなかなか売れず、給料もなく、ハローワークに失業保険をもらいに行って食いつないだという。

伊賀の里モクモク手づくりファームの松尾尚之社長(右)とMBSの高井美紀アナウンサー


 95年に「モクモク手づくりファーム」をオープンし、農業公園として事業を拡大。農産物の通信販売の会員数は5万人と順風満帆だったが、2000年ごろ先代の社長がファーム内に温泉を掘り、1億円の借金を背負ってしまう。そこで、今ならクラウドファンディングといえる「風呂桶募金活動」を展開、一口5万円の出資を募り、1億7000万円を集めて危機を脱した。

伊賀の里モクモク手づくりファームの松尾尚之社長(右)とMBSの高井美紀アナウンサー


 穏やかな語り口ながら「強い農家を作るには組織化するしかない」「我々の役割は農業をなくさないこと」という信念を持つ松尾さんの生き方に迫る。

 「ザ・リーダー」は、誰もが知っている大企業の社長、ちょっとユニークな中小企業のトップたち、次々とヒット商品を生み出す企業の経営者ら経済界を引っ張るリーダーを高井アナが訪ね、人心掌握術、健康法、趣味、愛読書などさまざまな話を聞く。次回は5月12日午前5時15から、東映京都スタジオの山口記弘社長を紹介する。

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