スポーツ
戦え!スポーツ内閣 100回記念会見 “議長”武井壮が世界新記録宣言
2019年ラグビーW杯、2020年東京五輪に向けて、関西からスポーツの地位向上と未来の発展を真剣に考えるべく、立ち上げたバラエティー番組「戦え!スポーツ内閣」。毎週さまざまなアスリート大臣が集結し、いまホットなスポーツの話題をアスリートならではの視点でブッタ斬っていき、その素顔と魅力を発見・発掘していく番組が26日放送100回を迎え、初のスポーツを題材としたレギュラーMCの武井壮と、ブラックマヨネーズの小杉竜一のコンビらがその思いを語る。
番組は、武井がMC、小杉を長官に進行。野球解説者の金村義明(野球大臣)、シドニー五輪柔道銀メダリストの篠原信一(柔道大臣)、元サッカー日本代表の前園真聖(サッカー大臣)、北京五輪シンクロナイズドスイミング(現アーティスティックスイミング)日本代表の青木愛(アーティスティックスイミング大臣)、タレントの稲村亜美(神スイング大臣)ら大臣たちが週替わりで出演。
武井議長は、数々の一流アスリートが出演し、自ら詳しく語ってくれることに「本当にありがたい」といい、一番の思い出として特「総理」と呼ぶ落合博満・前中日監督を挙げ、「落合総理が自らバットを持ってどうやって球を打っていたか、生で解説してくれた。今後もあらゆるスポーツ界のレジェンドや現役トップ選手にお話をしてもらえるように、自分も鍛え続けたい」と語った。小杉長官はサッカーの三浦知良選手のグアム自主トレを取材したとき、「最初は遠くからそっと見る権利しかなかったけど、議長が現役アスリートなんで、カズさんから『一緒に走る』と言ってもらったのをきっかけに、練習でフルで参加して、インタビューもできた。事前に準備をしないスポーツ内閣ならでは、忘れません」と話した。
また、篠原大臣は東京五輪での柔道解説について「野村(忠宏・アトランタ〜アテネ五輪で柔道3連覇)がいるので、バラエティー番組のゲストでいきます。ギャラがいいので」と“篠原節”を炸裂。小杉長官に突っ込まれながらコントのような会見となった。
9月にスペイン・マラガで行われる世界マスターズ選手権で45歳以上クラスの4×100メートルリレーに出場する武井議長は「今回は(北京五輪陸上男子400メートルリレー銅メダルの)朝原宣治さんがチームに加わるので、前回金メダルを獲得させていただきましたが、世界新記録を取って100回記念に華を添えたい」と力強く宣言した。