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全国ふるさと甲子園 「あまちゃん」で元気に 岩手県久慈市が「行きたいまち」全国4位に

2018年09月04日

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映画やドラマのロケ地として話題となった全国のご当地グルメが一堂に会するイベント「第4回全国ふるさと甲子園」(同実行委主催、総務省、観光庁、農林水産省、国土交通省、経済産業省、復興庁、文化庁など後援)が8月25日、東京・秋葉原の「アキバ・スクエア」で開かれ、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」の舞台となった岩手県久慈市が4位に入った。

 

 

久慈市は、岩手県北東部の北三陸に位置し、北上山地を背に小袖海岸などの太平洋に面し、「北限の海女」が漁をする自然豊かな地だ。2011年の東日本大震災では津波の被害を受けたが、2013年「あまちゃん」に登場する「北三陸市」のモデルとなり、女優ののんさん演じるヒロイン・アキたちが活躍する舞台となった。ドラマでは、小袖海岸や三陸鉄道北リアス線、久慈駅前ビル、久慈川、琥珀坑道など市内の各地がロケ地となり、放送終了後も“聖地”として多くのファンが訪れている。

 

 

「全国ふるさと甲子園」では、ドラマでアキが「おかずかおやつか分からない微妙な食べ物」と紹介して話題となった伝統食「まめぶ汁」を中心に、地元で昔から愛される「光泉(こうせん)サイダー」などが紹介された。ブースでは、遠藤譲一市長も陣頭に立ち、「可愛すぎない海女」として活躍する同市の地域おこし協力隊の藤織ジュンさんらが海女姿でPRした。

 

表彰式でプレゼンターのテレビ解説者、木村隆志さんは「1年前、久慈市のロケ地観光についての記事を書いたら、1日30万人のアクセスがあった。久慈に行きたいという人はあまちゃんから5年たっても全く衰えていないのは、地元の方の努力が続いているからだと思う」と評価した。表彰状を受け取った北三陸あまちゃん観光推進協議会事務局の米内千織さんは「震災という大きなできごとがありましたが、『あまちゃん』のロケ地となって、地域の人々が誇れるようになった。今後も多くの観光客、制作者の方に来ていただいて町を元気にしていきたい」と話した。