オーディオテクニカ:「アナログ」をテーマに創業60周年イベント 記念モデルの視聴体験など

音響機器メーカー「オーディオテクニカ」(東京都町田市)は、創業60周年の企業メッセージ「もっと、アナログになっていく。」をテーマにしたイベント「Analog Market」を、東京都内で開き、60周年記念モデルのレコードカートリッジ「AT-MC2022」やヘッドホン「ATH-W2022」のリスニング体験などを行った。

イベントは、レコードを中心に、骨董や古着、インテリア、オーガニックフードなど、衣食住の「アナログなもの」を五感を通じて体験しようと、蚤(のみ)の市やものづくりワークショップ、アートインスタレーションなどを展開。

「BA-TSU ART GALLERY」(東京都渋谷区)で開かれた「Deep Listening」では、
60周年記念モデルとして、アナログレコードの美しい音色をより深く楽しめるカートリッジ「AT-MC2022」と、日本の伝統工芸・越前漆塗りの蒔絵(まきえ)を使ったヘッドホン「ATH-W2022」を初公開し、記念モデルのターンテーブルで体験視聴できるコーナーも設置された。

ほかに、オーディオテクニカの60年の歴史を過去の製品と広告で振り返るギャラリーや、アーティストの藤井フミヤさんらの音楽を聴かせて仕込んだ焼酎「ANALOG SPIRITS」の展示なども行われた。

また、青山ファーマーズマーケットで開かれた「Shopping & Workshop」では、「アナログなもの」の蚤の市や、さまざまなジャンルのクリエイターやブランドブースが出展され、DJによるレコードの「スクラッチ体験」、作家と触れ合いながら楽しめる「ものづくりワークショップ」など体験コンテンツも提供された。

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